けんたのシャンプー通知表

実際に使ってみて感想書いてます。元化粧品会社営業マン。youtubeと連携。

【コラム】肌荒れしない日焼け止めの選び方

こんにちは、けんたです。


敏感肌の方に伝えたい肌荒れしない日焼け止めを選び方とおすすめの日焼け止めを紹介しようと思います。

 

実は、僕、敏感肌じゃないんですよ。

いきなり、説得力無さすぎだろと感じるかもしれないんですが、大抵何使っても大丈夫ですけど、日焼け止めに関しては敏感なんですね。

 


適当なものを使ってしまうと、いつもできないのに、ニキビが大量発生しちゃうんです。特にあごと頬。絶対に潰せそうにないようなプツプツな赤ニキビ。


おそらく日焼け止めで悩んでる方に共通して言えることなんじゃないでしょうか。


色々使ってみて、なんとかひとつの結論までたどり着いたんです。

 

 

それは、「紫外線吸収剤フリーを選ぶ」という結論でした。

 

というのも、僕は昔から日焼け止めをつけていました。
以前の僕は、夏になると絶対焼かない系の日焼け止めを塗って、日焼けを防いでいました。でも、絶対に赤いポツポツニキビができてしまうんです。
原因を追及しようと思い、これはしらみつぶしにやっていくしかないと思って、まず「紫外線吸収剤」を使わなくしてみたんです。そしたら、ピタリと肌荒れが止まりました。

 

だから、日焼け止めやメイクで肌荒れニキビがある人は吸収剤フリーのものを使うと何か変わるかもしれません。

 

 

紫外線防止剤には大きく二種類あります。「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」です。それぞれ特徴について話します。

 

 

【紫外線吸収剤】
紫外線を吸収し、熱エネルギーなどに変えることで紫外線を防止する。耐水性があり、主にジェルタイプやウォータープルーフの製品によく使われている。

メリット  : 紫外線防止効果が高い、軽くて使い心地がいい、耐水性、様々な形状で使用感可能、白くならない、

デメリット : 刺激、落としずらい

・成分名
メトキシケイヒ酸オクチル
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
オクチルトリアゾン
パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル

 

 

【紫外線散乱剤】
紫外線を反射することにより防止できる粉末。散乱剤自体に耐水性はない。パウダーやクリームなどによく配合されている。

メリット  : 肌に優しい、洗い流しやすい
デメリット : 汗・皮脂に弱い、紫外線防止効果は吸収剤より低い、白浮きしやすい

・成分名
酸化チタン、酸化亜鉛

 

 

吸収剤は刺激があり落ちにくい → 荒れる

散乱剤は刺激がなく落ちやすい → 荒れない

という結論に至りました。


僕の感覚的には、世の中の日焼け止めの8割くらいは紫外線吸収剤が入ってます。ドラッグストアに売られている日焼け止めのほとんどに入ってます。吸収剤自体が油分なので、ジェルタイプ、オイルタイプ、クリームタイプ、スティックタイプとあらゆる形状に対応可能なのです。


一方、散乱剤のみの製品は極々一部です。散乱剤のみの商品には、吸収剤フリーやノンケミカルなどの表記があると思います。

 

紫外線を防止するには、紫外線吸収剤のほうが圧倒的にいいとこずくしなのですが、やっぱり僕は吸収剤だと必ず荒れてしまうんです。日焼け止めやファンデーションなどで荒れてしまうって人いると思うんですけど、この原因ってほとんど紫外線吸収剤のせいなんじゃないかな?と思っております。

 


では、僕が今使ってる日焼け止めをご紹介します。
僕の使ってるものは一貫して、「紫外線吸収剤フリー」で、「プチプラ」です。

 


①ロート製薬 サンプレイ ベビーミルク
 (SPF34 PA+++ オイル系)

これは、僕の今まで使ってきた日焼け止めの中で、一番おすすめですね。
あんまり白くならない、サラサラ、無臭、汗・水に強い。そして、なんといっても驚異の安さ!また、酸化亜鉛と酸化チタンの配合量が絶妙で、白くなりずらい為、まいこはん状態になりにくい。男でも使えるナチュラル日焼け止め。

 

 

②ピジョン UVベビーミルク ウォータープルーフ (SPF50+ PA++++ オイル系)

吸収剤フリーでSPF、PA最高値。上記のサンプレイの強力verです。なので、使用感もかなり似ています。違うところは、白さと値段。こちらのほうが強力なのでやっぱり白くはなります。それでも抑えられてるほうですが。そして値段は1000円以上。より過酷な環境のときに使います。

 

 

③ミノン アミノモイスト ブライトアップベースUV (SPF47 PA+++ クリーム系)

これはまた上記商品と全く異なります。酸化チタンのみを使ったトーンアップするクリームタイプの日焼け止めです。金属の一種の酸化亜鉛を使用していないので、金属アレルギーの人でも使えるのと、徹底的に優しい成分でできております。マイナスポイントは、耐水性がないのと、2つに比べて白くなっちゃうところ。

 


④セザンヌ UVクリアフェイスパウダー01 (SPF28 PA+++ パウダー系)

youtuberのみきぽんが紹介してた超絶ナチュラルなUVパウダーです。とても軽いつけ心地で、塗ってる感なし。パウダー独特の粉っぽさもないので、男でも気軽につけれますね。僕は毎日塗ってます。簡単にオフできるので、落とすときも楽。仕上げのお粉として塗ってる人が多いのかな。プレストタイプなので、持ち運びにも楽。あと、安い。

 

 

なんか、最終的にアフィリエイト記事みたいになっちゃったけど、僕が実際に使ってみて肌荒れを起こさなかった紫外線吸収剤フリーの日焼け止めになります。僕はこのまま寝ちゃってもニキビはできませんでした。

 


あ!日焼け止めだけ吸収剤フリーだとダメですからね!その上のメイクも吸収剤フリーにしないと意味ないかもしれないです。


一応言っておくと、セザンヌの商品は紫外線吸収剤フリーのはずなので、セザンヌで揃えるといいかもしれません。

 

ただ、紫外線散乱剤ってやはり落ちやすいです。汗をめちゃくちゃかくときや、水辺に遊びに行くときはやはり耐水性のある紫外線吸収剤を使った日焼け止めの方がいいと思われます。また吸収剤の日焼け止めでも落としやすいものであれば、肌荒れしにくいかもしれません。

 

日常使いには、肌に優しい散乱剤で十分かな。